教養小説(きょうようしょうせつ)とは、(多くの場合幼年期から成年にかけて)主人公の精神的、心理的、または社会的な発展や精神形成を描く
小説のことである。発展小説、形成小説ともいう。
ドイツでこのような型の小説が育まれてきたため、英語でもしばしば
ドイツ語での表記(
Bildungsroman、ビルドゥングスロマン)が使用される。ドイツでこのような小説が支配的となったのは、近代の国民的形成が遅れたことによる。つまり、精神的に自己形成し社会的な発展をとげる物語の主人公は、一人の人間であると共に、何よりもドイツ人であるということである。